繰り返すセコイズム。

自宅でせこくつつましく、セコ充を目指してセコ活をしています。

Amazonプライムでアジア映画(20)藍色夏恋(台湾)

アジア映画が好きである。Amazonプライムの特典で、どれくらい自分好みのアジア映画を見ることができるのか、外出を控えつつ、自宅でセコ充を目指してセコ活しがいのあるテーマである(※2020年9月時点のAmazonプライム特典視聴情報です)。

 

2020年9月19日から、新宿K'sシネマで台湾映画祭がついに始まる。本当は春に予定されていた映画祭だったが、新型コロナの感染拡大で延期。何はともあれ、無事(?)に開催となるのは喜ばしいかぎり。『藍色夏恋』は、その台湾映画祭のラインナップにも名を連ねる、2002年の青春映画。 

そう、青春映画なのである。私はもう、いい歳のおじさんだけど、たまにはこうして青春映画でキュンとしたいのだ。そして青春映画には恋愛が付き物である。高校生たちの恋愛模様でキュンとしたいのだ。自分で書いていて気色が悪くなってきたけど、まあ、いいや。

恋愛映画といっても、一筋縄ではいかない。親友のユエチェンに、水泳部のイケメン男子チャン・シーハオへの恋の橋渡しを頼まれた女の子モン・クーロウ。この3人を取り巻く恋模様は、チャン・シーハオがモン・クーロウに好意を寄せてしまい、何となく二人は付き合っているような雰囲気になって…と、ここまではありきたりな感じで進んでいく。けれども、この映画がちょっと違うのは、モン・クーロウはチャン・シーハオに恋心を抱くわけでもなく、好意を寄せる相手が親友で同性のユエチェンだった…というのが、フックがきいている。自分は本当に男子を好きになることができないのか。モン・クーロウは、そういった「人と違う」悩みのために、チャン・シーハオと恋人どうしの真似ごとをしたともいえる。

とはいえ、モン・クーロウ自身は、自分が本当に同性が好きなのかどうか分からず、三年後、五年後の自分の未来をただぼんやりと想像するだけだ。自分が何者であるかを知るために、他人を映し鏡のようにして自分のことを見つめ直す。それもまた、若さの特権なのだろう。

私も、静かに目を閉じて、三年後、五年後の自分の未来を想像してみたが、現実味がある線しか想像ができず、なんというか、全然キュンとするものがないので、具合が悪くなってしまったのだった。

(また見たい度(★1~5) ★★★)


映画「藍色夏恋」日本版予告