繰り返すセコイズム。

せこくつつましく、セコ充を目指してセコ活をしています。

美術館・ギャラリー

箇条書き美術展めぐり 箱根・岡田美術館で若冲展

密を避けて、箱根である。 岡田美術館に何年ぶりかの2度目の訪問。岡田美術館といえば、パチンコパチスロ業界大手のユニバーサルエンターテインメント系列の私設美術館で、会長・岡田和生氏の蒐集したコレクションは立派なもの。とくに陶磁器のコレクション…

箇条書き美術展めぐり さようなら原美術館

2021年1月での、建物の老朽化のために閉館が決定した原美術館。現在、最後の展覧会「光―呼吸 時をすくう5人」が行われている。年に一度は何かしらの展覧会を見るために足を運んでいた美術館だが、もうこれで来るのが最後になると思うと、さびしい気持ちでい…

箇条書き美術展めぐり KYOTO GRAPHIE 2日目

KYOTO GRAPHIE(京都国際写真祭)に合わせて、4連休に久しぶりの京都旅をしてきたのである。もちろん、ホテルはゴートゥーな割引だ。毎年春に行われていたKYOTO GRAPHIEも、今年は新型コロナの感染拡大で秋に延期。何はともあれ、無事に開催されて喜ばしいか…

箇条書き美術展めぐり KYOTO GRAPHIE 1日目

KYOTO GRAPHIE(京都国際写真祭)に合わせて、4連休に久しぶりの京都旅をしてきたのである。もちろん、ホテルはゴートゥーな割引だ。毎年春に行われていたKYOTO GRAPHIEも、今年は新型コロナの感染拡大で秋に延期。何はともあれ、無事に開催されて喜ばしいか…

箇条書き美術展めぐり OKETA COLLECTION : A NEW DECADE(スパイラル)

東京・青山にあるスパイラルで、現代アートの桶田コレクションの一般公開(2020年8月10日まで)。無料、予約制。 www.spiral.co.jp 草間彌生、村上隆、奈良美智、ゲルハルト・リヒターなどの作品が並ぶ 草間彌生 奈良美智 会場は撮影OK 名和晃平「PixCell- D…

「新しい生活様式」の下での美術鑑賞 ( II )

先日訪問した、上野の東京藝術大学美術館の企画展「あるがままのアート 人知れず表現し続ける者たち」。とても良い企画展で大満足だった。無料、そして日時指定予約制。今や美術館観覧ではスタンダードになりつつある日時指定予約制は、たしかに「密」を避け…

箇条書き美術展めぐり あるがままのアート 人知れず表現し続ける者たち(東京藝術大学美術館)

久しぶりの上野。久しぶりすぎて、上野駅の公園口の出口が分からなくなってしまった。 それもそのはず、3月20日に公園口は移設されて生まれ変わっていたのだった。3月から新型コロナの感染拡大で上野の博物館美術館などは休館になってしまったものだから、改…

新型コロナ感染再拡大下のアートめぐり備忘録

最近の休日は、美術館や図書館などに行っても、繁華街は出歩かず、用事を済ませたら寄り道もせずにさっさと帰宅するような日々である。美術館は、最近は日時指定制を取り入れているところも多く、空いていて人との距離も取れるし、喋っている人もいないし、…

箇条書き美術展めぐり 森山大道の東京 ongoing(東京都写真美術館)

久しぶりの東京都写真美術館。「森山大道の東京 ongoing」を見に行く。土曜日の昼前だったが、すごく空いていた。このところの新型コロナ陽性数の増大で、外出を控えているのだろうか…。美術館側のコロナ対策としては、検温、消毒はもちろんのこと、エレベー…

箇条書き美術展めぐり 真喜志勉 Turbulence 1941-2015(多摩美術大学美術館)

大きな美術館でメディアに出まくりの美術展を見に行くのもいいけれど、たまにはこうしてローカルな大学美術館で、これまで未知だった作家の画にふれるというのも、いいものである。 www.tamabi.ac.jp ・真喜志勉は、沖縄出身の画家。「Turbulence」とは「乱…

「新しい生活様式」の下での美術鑑賞

6月以降、美術館が再開するにともなって、日時指定予約制を導入するところが目立つようになった。私が足を運んだところだけでも、3館が日時指定制だった。これはこれで、ゆったり見ることができるといったような良いところも多い。しかし一方で、3館ともにネ…

箇条書き美術展めぐり 古典x現代2020 時空を超える日本のアート(新国立美術館)

久しぶりの新国立美術館は『古典x現代2020』。 日時指定予約制なので、観覧はストレスなく快適だった。 kotengendai.exhibit.jp 現代の作家たち8名が、江戸時代以前の古典美術作品にインスピレーションを受けてコラボレーションする…という趣向のものもあれ…

箇条書き美術展めぐり オラファー・エリアソン  ときに川は橋となる(東京都現代美術館)

東京都現代美術館の『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』。公式Twitterを見ると、土休日は50分待ちとか。密を避けるために入場制限をしている都合上、それは仕方がないのかもしれない。 平日に訪れたので、すごく空いていて快適だった。会場は写真…

箇条書き美術展めぐり ピーター・ドイグ展(東京国立近代美術館)その2

東京国立近代美術館の『ピーター・ドイグ展』。 もっとも気になった画は、この「ラペイルーズの壁」。ドイグ自身がトリニダード・トバゴの首都ポート・オブ・スペインで撮影した写真をもとにして描いたとか。しかし、どこか気持ち悪い。何だろう、この違和感…

箇条書き美術展めぐり ピーター・ドイグ展(東京国立近代美術館)その1

東京国立近代美術館の『ピーター・ドイグ展』へ。2020年、もっとも楽しみにしていた展覧会だったにもかかわらず、2月に始まってすぐに新型コロナの感染拡大の影響で中断。会期がどうなることやらと悶々と心配していたが、秋まで延長されて、無事に再開。再…

箇条書き美術展めぐり ドローイングの可能性(東京都現代美術館)

先日の日曜日、東京都現代美術館で見てきた「ドローイングの可能性」。美術館の再開から会期終了まで時間がなかったが、マティスの「Jazz」とか石川九楊の作品が出品されるというので、これはやっぱり見ておきたいと、慌ただしく出掛けたのだった。 www.mot-…

箇条書き美術展めぐり 神田日勝展(東京ステーションギャラリー)

買い物とか散歩とか、そういうこと以外の目的で週末に外出するのは、いつ以来だろう。3ヶ月ぶりくらいだろうか。美術館に足を運ぶのも、実に、3ヶ月半ぶりだ。このブログの「自宅でせこくつつましく、セコ充を目指してセコ活をしています。」という主旨から…