繰り返すセコイズム。

せこくつつましく、セコ充を目指してセコ活をしています。

Amazonプライムでアジア映画(23)天国から来た男たち(日本)

アジア映画が好きである。Amazonプライムの特典で、どれくらい自分好みのアジア映画を見ることができるのか、外出を控えつつ、自宅でセコ充を目指してセコ活しがいのあるテーマである(※2020年10月時点のAmazonプライム特典視聴情報です)。

 

2001年の日本映画だけど、フィリピンを舞台にしているので取り上げてみた。前回の「ローサは密告された」を見ていた時に、Amazonの中の人がこの映画を「あなたにおすすめ」してきたので、うっかり見てしまったのである。「ローサは密告された」に続いて見てしまったのは、この映画にとっては酷だったかもしれない。せめて、見る順番が逆だったら印象も違ったかもしれない。要するに何が言いたいかというと、私にとっては、すごいつまらなかったのである。 

天国から来た男たち

天国から来た男たち

  • メディア: Prime Video
 

メガホンは三池崇史。若き日の吉川晃司が主演。若き日の大塚寧々や遠藤憲一も出てくる。竹中直人及川光博もチョイ役で登場だ。フィリピン駐在のビジネスマン吉川が、覚せい剤所持の冤罪で逮捕されて刑務所に送られ、そこで怪しい日本人に出会ってお金をめぐるトラブルに…という、巻き込まれストーリーだ。

とはいえ、市内でのカーチェイスは一瞬だけ引き付けられるものの、アクションものとして見ても中途半端だし(異国での撮影に限界と制約があったのかもしれないが)、コメディ寄りのオチは笑えるわけでもないし、置いてけぼりをくらってしまった。撃たれても撃たれてもなかなか死なない遠藤憲一が、すべてを持っていってしまったという印象だけが残った一本だった。

(また見たい度(★1~5) ★) 


天国から来た男たち