繰り返すセコイズム。

せこくつつましく、セコ充を目指してセコ活をしています。

Amazonプライムでアジア映画(9)ブランカとギター弾き

アジア映画が好きである。Amazonプライムの特典には、香港(主にアクション)や韓国の映画はいろいろあるけれど、他の地域のアジア映画をどのくらい見ることができるのか、これはできるだけ外出を避けつつ、セコ充を目指してセコ活しがいのあるテーマである (※2020年6月時点のAmazonプライム特典視聴情報です)。

今回はフィルピン・マニラが舞台の『ブランカとギター弾き』(2015年)。といっても、制作はイタリア、監督は日本人の長谷井宏紀なので、ここで取り上げる枠での純粋なアジア映画ではないかもしれないが、フィリピンを舞台にした映画は珍しいので、チョイスしてみた。

ブランカとギター弾き(字幕版)

ブランカとギター弾き(字幕版)

  • 発売日: 2018/03/02
  • メディア: Prime Video
 

スリで生計を立てている孤児の女の子ブランカと、盲目のギター弾きピーター。生活環境のハンディキャップと、身体的なハンディキャップ、それぞれの事情を抱える2人が、相手を思いやりながら、寄り添って生きていく姿を描く。ブランカの歌声で仕事にありついて順調な生活が待っているかと思いきや、そうは問屋が卸さない、トラブルに巻き込まれ、2人は離れ離れになり…といった困難を乗り越えていく。少女ブランカの健気な可愛さと相まって、間違いのない王道的な人情映画作品に仕上がっていた。 

(また見たい度(★1~5) ★★)


長谷井宏紀監督作!映画『ブランカとギター弾き』予告編