繰り返すセコイズム。

せこくつつましく、セコ充を目指してセコ活をしています。

インスタントでアジアンフード(8)イカの胡椒炒め

インスタントフードでアジアンフードと謳っているが、今回はインスタントフードじゃないアジアンフードである。いよいよ重たい腰を上げて、インスタントフードじゃない食べ物にも挑戦である(ドヤ顔)。

今年の1月、まだ新型コロナが流行する前にカンボジアシェムリアップに行った折に、自分用のみやげに粒胡椒を買ってきた。本当は、茎が付いたままの生胡椒が欲しいところだが、無いものは無いので仕方がない。シェムリアップで食べた「イカの胡椒炒め」を思い出しながら、粒胡椒でチャレンジだ。

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 こちらが粒胡椒。ちょっといい感じの外国人観光者向けの土産物で購入したもの。4ドル。胡椒の入っていたちょっといい感じの入れものは、今はペンケース代わりに使っている。

 

パプリカ、ピーマン、アスパラガスを最初にバーッと炒めておいて、イカも別々にバーッと炒めておく。イカに火が通ったところで、野菜をドシャーっと混ぜて、オイスターソースとナンプラーをチョロチョロと足しながら味をととのえ、粒胡椒もパパパーっと投入。効果音が多めなのは気にしないでほしい。

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そして出来上がったのは、ただの「イカと野菜の炒めもの」なのだった。粒胡椒もほぼ下の方に埋まってしまって、「胡椒炒め」感がまったくない。ここまで作っておいて何だが、そもそもシェムリアップで食べた「イカの胡椒炒め」の味を覚えていないことに気が付いたのだった。とはいえ、オイスターソースを入れてしまえば、味はほぼ間違いがないので、それなりに美味しい。たまに粒胡椒が口の中に入ってくると、胡椒の香ばしさとヒリヒリした辛さが口の中に広がって、ちょっと幸せな気持ちになる。

 

こちらは、シェムリアップの宿近くのレストランで食べた、イカの胡椒炒め。茎が付いたままの胡椒の房を一緒に炒めている。胡椒を単独で食べると、めっちゃ辛い。胡椒の香ばしさが口の中に広がって…なんていう、呑気なことを言っている場合ではなくなる。 

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パブストリート近くのレストランでは、他にも「ロックラック」や「アモック」といったクメール料理を食べたが、どれも普通に美味しかった。観光客向けの味なのかもしれないが、クメール料理は口にも胃にも優しい印象だ。ビールを付けても3~4ドルで価格も安く、クメール料理には良い印象しかない。

またシェムリアップに行きたいものだが、渡航できる日は、まだまだ先になるのだろうな…。