箇条書き美術展めぐり ピーター・ドイグ展(東京国立近代美術館)その1
東京国立近代美術館の『ピーター・ドイグ展』へ。2020年、もっとも楽しみにしていた展覧会だったにもかかわらず、2月に始まってすぐに新型コロナの感染拡大の影響で中断。会期がどうなることやらと悶々と心配していたが、秋まで延長されて、無事に再開。再開されたその週末に、さっそく足を運んだ。
入場時間予約制なので、週末でも会場はゆったりしていた。チケット収入的には痛いだろうが、見る側にとっては悪いことばかりではない。
日本の映画もいくつか。「羅生門」「座頭市」「HANA-BI」「東京物語」。ドイグは、友人らと自身のスタジオで映画の上映会を行い、その上映会のためにこうしたポスター風の画を描き溜めた。
のんさんの音声ガイダンスも、キャプションとは違う切り口で語られていて、なかなか面白かった。(続く)