我が在宅の日々
お題「#おうち時間」
遅ればせながら、私の勤務先にも在宅ワークの波がやってきて1週間。仕事のやり方を変えて効率化した結果の在宅ワークではなく、このたびの新型コロナ感染拡大防止を受けての対応なので、黒船来襲無理やり開港…のような外圧によって始めたものだから、家での仕事は、まあ、疲れる。そもそも、我が家のデスクは仕事をするためのものではないし、腰が痛い、背中が痛い、目が疲れる、などなど、弊害も少なくない。1時間に1度のストレッチポールが欠かせない。出勤する際の駅までの徒歩や、在社時に昼食に出かけたりとか、それだけでもちょっとした運動になっていたんだな、と実感している。
在宅で仕事をするにあたり、出勤していた時とあまり変わりがないよう、また、1日のリズムをなるべく崩すまいと自らに課し、
6:30
起床、朝食
7:00
本を持って駅まで散歩(片道15分)
7:15~7:35
7-11でホットコーヒーを買い、駅前のオープンスペースのベンチで読書(20分)
7:50
また15分歩いて帰宅
8:00
仕事開始
こんな感じで朝の時間を過ごして、すっかりすがすがしい気分なのである。
駅まで歩くというのがポイントである。うっかり出勤してしまっているという気分で、スイッチをオンにするのである。通勤時の電車内で本を読む時間も失われてしまったので、朝、少し本を読むというのも、ポイントである。
近所に川があり、駅までの道すがら、橋を渡るのだが、ほぼ毎日のように見かけるが、この大きな鳥。名前は知らない。
いつもいつも、カルガモたちが遊んでいる川面を眺めながら、たたずんでいる。一緒に遊びたいにもかかわらず、カルガモのようにすいすい川面を泳ぐには向いていない体であることを恨めしく思っているのかもしれない。
他にも、白いからだの大きな鳥(サギの仲間?)や、時には、美しい羽毛のカワセミの姿を見かけたりもする。カワセミは清流の鳥というイメージを持っていたので、住宅地を流れる、あまりきれいとは言えない川にもやってくるのかと思うと、ちょっと驚きだった。
こうしてゆっくりと時間をかけて近所を歩いていると、今まで見えなかったものなどを発見したりして、新鮮な気分になるのである。コロナで自粛がもたらした、数少ないプラスの副産物だった。