インスタントでアジアンフード(3)フォー・ガー
お題「#おうち時間」
去年の年末から今年の年始にかけてハノイをぶらぶらしていたのだが、滞在したホテルの近くにフォー・ガーの美味しいお店があって、朝ご飯や夜食代わりに食べまくっていた。ハノイのローカルな食堂の食材や味付けは、私の味覚や胃袋とも相性がよく、どれを食べても本当に美味しかった。
そんなハノイに行くことができないというフラストレーションをぐっと堪えて、それならばせめて食べ物くらいはハノイな気分で…と、今日はまあまあ意気込みを見せたのだった。カルディの材料で作る、フォー・ガー(鶏肉のフォー)だ。
米粉の麺。8玉入り。2玉を使って、約5分煮込み、ザルにあけて冷水で切る。
フォー・ガーの素。これがあれば、料理のできない私でも失敗しない。250ccのお湯を注いで…と書いてあるが、沸騰させた湯に入れて、鶏肉と一緒に煮込んでみた。お湯は200ccくらいでも良いかもしれないが、味の濃さはお好みで。パクチースープの素は、手軽にパクチーの香りを出すことができるので、隠し味的に少量。
鳥の胸肉はスープの素と一緒に火が通るまで煮て、ニラは煮立った湯にさっと通す程度で。最後に刻みネギを加えて出来上がり。
パクチーの香りが、東南アジアを思い出させてくれる。
ハノイやバンコクなど、ふたたび東南アジアへ安心して旅行ができる日が来ることを願い、涙を流しながら味わったのだった。