繰り返すセコイズム。

せこくつつましく、セコ充を目指してセコ活をしています。

吾唯足知

お題「#おうち時間

 

世の中、外出自粛ムードとともに、テレワークやオンラインなんちゃらという流れになってきているが、ベトナムに関するニュースを見ていたら、ベトナム北部のハザンに住む少数民族・モン族の学生サーさんが、オンライン学習をするための環境を求めて、自ら小屋を建てて勉学に励んでいる…というニュースを見かけた。

 サーさんは、いわゆる苦学生である。故郷の村は貧しく、ハノイ市で学ぶサーさんは、働きながら生活費を工面し、勉学を続けている。おまけに、サーさんは「早い時期に恋愛関係になっても将来に有益でないとの考えから、これまでに誰かを好きになったことがない」というほどの、ミスター・ストイックともいえる人である。きっと、サーさんには未来が開けていることだろう。

在宅で仕事をするようになって、私自身もそうだが、ノートパソコンの画面が小さくて疲れるだとか、デスクが仕事用ではないので肩や腰が首が痛いだとか、通信のレスポンスが遅くていらいらするだとか、そんな文句や不平不満を言ったり聞いたりする機会が多くなった。しかし、不平不満を言い始めればキリがなく、不平不満で話が尽きてしまうというのであれば、それはそれで損をした気分になる。不平不満があれば、それを回避するための手段を講じたり、仕事のやり方を工夫をしてみればいい。

世の中、仕事や学業で大変な思いをしている人も多い中、私は在宅でひとまずは仕事をできるだけマシなのだろうと思うし、現状で足りていることも多いということを、自分に知らしめなければいけないな…と、連休のさなかに思うのだった。