繰り返すセコイズム。

せこくつつましく、セコ充を目指してセコ活をしています。

箇条書き美術展めぐり KYOTO GRAPHIE 1日目

KYOTO GRAPHIE(京都国際写真祭)に合わせて、4連休に久しぶりの京都旅をしてきたのである。もちろん、ホテルはゴートゥーな割引だ。
毎年春に行われていたKYOTO GRAPHIEも、今年は新型コロナの感染拡大で秋に延期。何はともあれ、無事に開催されて喜ばしいかぎりだ。今年のテーマは「VISION」。コロナ禍にあって、とてもタイムリーに響くテーマだ。
そして私は、前売りパスポート(3,500円)と地下鉄・バス2日券(1,700円)を携えて、ぶらぶらと京都の街を動きまわったのだった。密を避けて京都観光をしながら、二日券の元を取りつつ、KYOTO GRAPHIEも満喫してしまおうという、揺るぎないセコいVISIONである。かといって、せかせか急いで動くのもイヤなので、時間的にはゆとりを持たせるという、ゆるセコ旅だ。
KYOTO GRAPHIEは、通常の観光では立ち入れないようなところにも入ることができたりするのが面白く、また、写真という表現の枠を広げてくれるような作品や展示に驚かされ、楽しい。 

www.kyotographie.jp

【1日目】★…KYOTO GRAPHIE関連の展示 ●…通常の観光など
ホテル出発(9時30分頃)
四条→北大路(市地下鉄・260円)
北大路バスターミナル→大徳寺前(市バス・230円)
大徳寺興臨院(500円)
★マリー・リエス:二つの世界を繋ぐ橋の物語(アトリエみつしま Sawa-Tadori)
大徳寺前→北大路バスターミナル(市バス・230円)
北大路→国際会館(市地下鉄・260円)
国際会館駅前→幡枝(京都バス・230円)
瀧本幹也:CHAOS 2020(妙満寺大書院)※拝観料500円
幡枝→国際会館駅前(京都バス・230円)
国際会館駅前→上橋(京都バス・230円)
蓮華寺(500円)
上橋→出町柳駅前(京都バス・230円)
★甲斐 扶佐義:鴨川逍遥(河合橋東詰歩道、タネ源、青龍妙音弁財天)
★オマー・ヴィクター・ディオプ:MASU MASU MASUGATA(出町桝形商店街)
河原町今出川→烏丸今出川(市バス・230円)
今出川→四条(市地下鉄・260円)
★福島あつし:弁当 is Ready(伊藤佑 町家)
★マリアン・ティーウェン:Destroyed House Kyoto(伊藤佑 町家)※要予約
ホテルへ帰着
【本日の交通費:2,390円】

 

f:id:FLEXARET4:20200926231539j:plain

大徳寺興臨院の特別拝観。シンプルな枯山水庭園。

f:id:FLEXARET4:20200926231626j:plain

マリー・リエス展は視覚障害の方たちのための”さわる写真”も。

f:id:FLEXARET4:20200926232403j:plain

瀧本幹也「CHAOS 2020」は、妙満寺の通常拝観料が必要。「雪の庭」も拝観可。

f:id:FLEXARET4:20200926232713j:plain

蓮華寺は空いているので好きな寺院のひとつ。庭園は四季を通じて美しい。

f:id:FLEXARET4:20200926232914j:plain

鴨川逍遥。地元の方たちが、昔を懐かしんで「これは誰それ」と話しているのが面白い。

f:id:FLEXARET4:20200926233113j:plain

福島あつし「弁当 is Ready」は町家を展示会場にしている。

f:id:FLEXARET4:20200926233211j:plain

マリアン・ティーウェンのインスタレーション。町家の破壊と再生。月日の堆積。