箇条書き美術展めぐり 森山大道の東京 ongoing(東京都写真美術館)
久しぶりの東京都写真美術館。「森山大道の東京 ongoing」を見に行く。土曜日の昼前だったが、すごく空いていた。このところの新型コロナ陽性数の増大で、外出を控えているのだろうか…。美術館側のコロナ対策としては、検温、消毒はもちろんのこと、エレベーターの利用人数制限(4人)、会場内の人の距離の取るための目印…など、気を遣っているのが見て取れた。
・「にっぽん劇場写真帖」などからシルクスクリーン印刷の大判の作品が数点。「絵画」として見れば、写真ではない別のものとして、まあ、新鮮味がなくもない。
・カラーもモノクロも、ここ数年の新しい作品が中心。今となっては、コロナ前の「マスクをしなくてもいい東京の街」の記録だ。だけど、ギラギラしているが、ドキっとしない。
・なので、逆に、コロナ感染拡大下の東京で、まさに今、どういう写真を撮っているんだろう…ということの方が気になっている。
・期待値が高かったせいか、全体的に物足りない印象だった。結局、自分は、フィルムを印画紙に焼き付けるまでの一連の作業を森山大道の作品として見ていて、頑なにそれが好きなんだろうと認識する。
【森山大道の東京 ongoing】
— 東京都写真美術館 (@topmuseum) 2020年7月13日
作家自身のポートレイトといわれることもある、代表作《三沢の犬》。本展では1メートルを超える大迫力サイズのオリジナルプリントを展示中!ゼラチン・シルバー・プリントならではの質感を間近でご覧ください。https://t.co/0OopVy8Ieu#森山大道 #東京都写真美術館 pic.twitter.com/ZV4KJITFNG
【森山大道の東京 ongoing】
— 東京都写真美術館 (@topmuseum) 2020年7月7日
壁一面を埋め尽くすのは、『Lips』より。12メートル超の壁面いっぱいに、なんと108つの唇が並んでいます!作品の前に立つと連続するイメージに取り囲まれるかのようです。圧倒的なインパクトを全身で体感してみては。https://t.co/0OopVy8Ieu#森山大道 #東京都写真美術館 pic.twitter.com/AaQihafFUG
【森山大道の東京 ongoing】
— 東京都写真美術館 (@topmuseum) 2020年7月2日
森山大道といえば、モノクロ写真を思い浮かべる方も多いかもしれません。本展は森山のカラーにも着目!森山独特の艶やかで、鮮やかな色彩のカラー写真とモノクロの対比を、ぜひ会場で体験してください。https://t.co/0OopVy8Ieu#森山大道 #東京都写真美術館 pic.twitter.com/InlU2frmf6