インスタントでアジアンフード（9）これはソムタムなのか
ソムタムといえば、思い浮かべるのは、青パパイヤを使ったサラダだ。「きゅうりのソムタム」…はたしてこれはソムタムなのか、なんだか騙されているのではないだろうか、タイの人に「きゅうりのソムタムって美味しいよね！」と言ってもポカーンとされないだろうか…などなど、いろいろな葛藤を抱えながら、ドンキホーテのすみっこの方にぶら下がっていた調味料を手に取ってしまったのである。120円くらいだっただろうか。
赤い粉末を大さじのサラダ油と混ぜ合わせれば完成だ。わずか15秒の早わざだ。
きゅうりだけではいまいち心もとなかったので、人参、もやし、玉ねぎ、干しエビを混ぜ合わせる。
しかし、これがまったく辛くない。ピリ辛かな？という程度だ。ソムタム的な辛さを求めている人には、むしろ甘いと感じてしまうかもしれない。というか、おまえはソムタムを名乗っていいのか？と、サラダに向かってツッコミを入れてしまうのだった。
とはいえ、これはこれでサラダのドレッシングだと思えば、まあまあ美味しいのではないか、ソムタムという先入観さえ取っ払ってしまえば、全然「あり」のサラダドレッシングだ。
こちらは、バンコクのイサーン料理（東北料理）屋さんで食べたソムタム・カイケム。カイケムとは塩漬け卵。目指すならこれだよな、でも、青パパイヤってどうやって手に入れるんだろうか。通販かな、やっぱり。
