繰り返すセコイズム。

せこくつつましく、セコ充を目指してセコ活をしています。

箇条書き美術展めぐり ピーター・ドイグ展(東京国立近代美術館)その2

東京国立近代美術館の『ピーター・ドイグ展』。

もっとも気になった画は、この「ラペイルーズの壁」。ドイグ自身がトリニダード・トバゴの首都ポート・オブ・スペインで撮影した写真をもとにして描いたとか。しかし、どこか気持ち悪い。何だろう、この違和感は…と思ったら、地面に落ちる影だ。どこの部分の影?首から上と、傘の影?それとも、歩いている足の影?だとしたら、壁の高さと人の影の高さがおかしくない?

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よれよれのピンクの傘を差すおじさん。傘を頭にのっけているようにも見える。

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同じモチーフを描いた「赤い男」と「水浴者」。男のうしろをよく見てみると……

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なぜか浜辺で男が蛇と戦っている。これは大変だ。

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左は「オーリンMK IV パート2」。あれ?この画の構図や配色って…と、即座に思い出したのが、アンリ・ルソーの「アンデパンダン展に参加するよう芸術家たちを導く自由の女神」(右)。と思ったら、そのことに言及している記事もあり。ちょうど常設展の方にはルソーのこの画が展示してあった。

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スピアフィッシング」。この画でひとことお願いします……難しい、思いつかない。